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 自衛艦「おおすみ」・釣り船「とびうお」衝突死傷事件の公判がありました

 3月27日広島地方裁判所で傍聴者 40名(満席で入廷できない人もあった)参加のもと公判が開かれました。2014 年1月15日、広島沖で釣り船「とびうお」(5トン未満)に衝突し沈没させ、船長ら3人を死傷させた海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」(基準排水量 8900トン)。遺族らによる損害賠償請求訴訟で艦長、当直士官らのやり取りを録音した艦橋音声記録をめぐって、早い段階から衝突の危険性を認識していたと思える「やばい」「避けられん」という発言を「運輸安全委員会」報告では脱落しており、被告の国(海自)側は「確認できない」としていました。原告弁護団の依頼で解析・鑑定した音響専門家(岡村博士)が、発言音声を再生、独自の周波数解析などを駆使し、発言の存在を判定したことが25日、関係者への取材で分かりました。
  また運輸安全委員会への文書送付嘱託については「送付に応じることはできない」との 回答、これはまさに今の国会の森友、加計疑惑隠しと同様の手口としか言いようがありません。一つは衝突直前の 2014年1月15日午前7時57分40 秒に記録されている「やばい」。二つは同7時59分06秒の「(衝突は)避けられん」で、三つは同7時59分30 秒に再び発せられた「やばい」です。「おおすみ」が「初めて衝突の危険を感じた」(海自事故報告書)時間が、衝突直前の午前7時59分38秒とされています。
 分析結果について弁護団は「おおすみ艦橋では、衝突の2分20秒前の57分40秒には釣り船(とびうお)との接近模様から。”やばい” (危険)状況にあったことを認めていたことが分かる。衝突は、とびうおが海自艦へ向かって右転したとする右転原因説の誤りが立証された」と指摘しています。裁判終了後報告集会が弁護士会館で行われました。弁護団及びジャーナリストの大内さん、三宅さん、垣山さん(海技大学校教員、元水先人)から、運輸安全委員会の報告書の問題点について報告が行われました。
 次回の口頭弁論日は 5月29日(火曜)、13時30分から実施されます。305号法廷(又は 302号法廷)、多数のご参加をお願いしこの裁判の勝利を期待したいものです。
記・向田 




 カワハギつりのサイズ制限、どう思いますか?        

 関東労釣協のカワハギつり大会では、小型のカワハギは放流すべきと言う意見が出され、討論が続いています。今年(2017年)は最近にない釣果に恵まれていますが、近年の釣果では15センチ以下を除くと数にならないという事情もあります。NETでその辺を調べてみました。思ったよりも大会などでは制限をしていることは多いようです。皆さんはどうお考えでしょうか?ちょっと長いですが資料をリンクしました。

カワハギ15センチ以下放流投稿記事.pdfへのリンク